職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修受講生の実習受入について

 11月4日加島友愛会主催、職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修受講生4名の事業所実習を受入れました。当日は職場での実習に先立ち、弊社の歴史や業務内容などをプレゼンテーション形式でご説明し、企業理念について理解を深めて頂いた後、社内の一部をご見学頂きました。

  今回は、近年障がい者雇用を始めた企業や、就労・職場定着支援をする方、就労継続B型事業所の方々が実習をされました。普段は指導・支援する立場の方ばかりですが、実習中は指導・支援を受ける立場となって職場で作業に当たってもらい、どのような指導・支援を受けたいかを体感して頂きました。各職場では、障がいを持つ弊社社員が指導を担当するなど、障がいを持つ従業員と共に働く事を体験して頂きました。

  各職場での実習終了後の反省会及び意見交換会で頂いた感想の一部を紹介します。

  「部品梱包作業を担当しましたが、どんどん部品が流れてくるので作業をこなすためにあっという間でした同じような作業を(働いている事業所でも)しており、数が合わずに苦労していましたが、100単位で区切る工夫を是非取り入れたいと思いました。また、ルールと異なる作業方法をしている場合はお互いに注意喚起を行うなど、責任を持って仕事に取り組んでいると感じました。」

  「実習生の指導をしている、障がいを持つ従業員の方からご指導頂きました。その際に、“働くことを理解してほしい”と思って教えていると伺いました。企業の“1に安全、2に品質、3がスピード重視”ということを教わったことが印象的でした。安全面等を今後指導していきたいです。」

  「日頃は教える側ですが、今日は教えられる側になり感じたのは、仕事中に質問等で声をかけるのが難しいという事でした。声をかけたいけれど、かけられない支援者さんの気持ちがわかりました。仕事を教えてくださった従業員(聴覚障がい者)の方に、困った事は何かないかとを聞くと、“特に何もない”と言われた事に感動しました。しいていうなら、健聴者がいってることがわからず、気になるとおっしゃってました。施設でも、利用者さんが支援者の話に入ってくる心理がわかりました。」

  「弊社でしているサポートが、サポートになっていないということがわかりました。
例えば、弊社の知的障害の4人は同時入社でしたが、意図的に離して配属をしたり・・・。
現在では、障がいを持つ従業員同士、会話もありません。
声掛けの仕方もまちがっていた。他の従業員に話すよりも、優しく話す、など。高橋係長さんより、“うちではやっていないが、どれが正解かわからない。その人にあった方法がある”と言われた。たくさんの方がいるので正解はないというか、正解が一つではないのでは、と。
今日得たものを持ち帰り、花を咲かせることができるように、時間をかけてやっていきたい。」

 今回の視察研修は、就労を支える社会資源5箇所と弊社のご見学という内容でした。
シャープ特選工業株式会社は、今後も各団体との連携を深め、見学・実習生の受入を積極的に進めて参ります。

 実習生の皆さんは、社内の従業員と積極的にコミュニケーションを取られ、多くの事を得て持ち帰ろうとされている熱心な姿が多く見られました。職場適応援助者養成研修を終えられた皆さんが、各企業・支援施設等に戻られご活躍されますことを願っております。

          

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