奈良教育大学特別支援教育センター公開講座シンポジウムでの講演

 去る11月19日に奈良教育大学特別支援教育センター主催による公開講座シンポジウムが行われ当社の松岡取締役が該校の特別支援教育センターからの依頼を受け、講演を行いました。

  該センターでは地域貢献及び人材養成事業として、奈良県教育委員会等の協力も得て、平成19年度より特別支援教育講座を実施し、毎年1,000名以上の参加者を集め開催されています。本年度も、「自立に向けての支援を考える〜私たちに出来ること〜」と題し、公開講座(全5回)の第4回目としてシンポジウムを開催されました。今回は発達障がい等障がいのある方の、自立と就労に向けての具体的な方策についてご本人、学校関係、支援機関そして企業それぞれの立場から考え方、実践について講演をし、参加者ともディスカッションをしました。

  松岡取締役は「求められる人材とは?求められる支援とは? 企業の考え方と実践より」と題して、支援者(保護者)・学校に望むこと、更には就労に向けての職場体験実習の重要性、受入れ時の工夫事例や企業側の考え方について講演しました。

  参加者は教育、福祉、保護者、当事者及び本学大学院生 計169名で講演後に参加者の感想をお伺いしたところ
(教育関係者より)
■企業が求める人材像は、障がい者だけでなく全ての人に当てはまる。障がいのある生徒だけではなく、まだまだ自立していない多くの生徒の自立を促していきたい。ひと口に「障がい」といっても色々あるので、その人その人の事を考えていかないといけない。判ったつもりにならず、絶えず考えていく必要があると感じた。
■実際に会社側のお話は貴重でした。もちろん地域や先生方の話も大事ですが、今後も会社側の講議等もたくさん聞いて行きたいと思いました。現在指導教育している子供たちにどんな力を付けていく必要があるかが整理出来た。保護者の方たちとも連携して進めていきたいと思いました。
(福祉関係者より)
■職場での環境がそのまま社会の環境と考えると、シャープさんのされている障がい者への支援方法、その考え方が本当の理想であり、その社会になる為に一歩一歩取り組んでいきたいと感じました。
(当事者、保護者より)
■本人が先ず自分の事を理解する事の必要性と、それを周りの人にオープンにする事が、障がい者が働く上で最も大切な事で有る事がよく判りました。
■障がい者の雇用を積極的にされていて、障がい者に対する理解を深めようとされている、シャープ特選工業さんのお話は今後私たちが希望の持てる素晴らしいものでありました。このような理解のある企業はまだ少ないので、もっと多くの企業でいい方向に進んでいってほしいです。
(本校大学院生より)
■企業の方から講演頂く事によって、現実的に障がい者の方々の働き方についてとても勉強になりました。有難うございました。
■「何より先ず障がいの特性・特徴を理解する事が大切である」と強く話されていたのが印象的でした。企業の障がい者雇用は、本当に根本的な部分・問題と向き合っての障がい者雇用であるのだと強く感じました。
等、基調講演を聞いて良かったとの声を数多く聞く事が出来ました。


 最後に、松岡取締役からの感想は「今回の様に企業の考え方をもっと多くの支援者や御本人に生の声を発信したい。そうする事で企業を知って貰いたい。その為に発信する機会を多く持ち、多くの方々に企業の思いを伝える事が今後の課題であると感じた」との事でした。

             

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