平成23年度近畿地区聾学校教頭会 第2回例会及び研究協議会での講演

 去る12月2日に平成23年度近畿地区聾学校教頭会より本年度の会長である大阪市立聴覚特別支援学校より当社の松岡取締役が該校からの依頼を受け、講演を行いました。

 近畿地区聾学校教頭会では、研究協議会を運営されており、定期的に近畿地区の聾学校(聴覚特別支援学校、聴覚高等支援学校)の教頭が集まり、障がいのある幼児・児童・生徒(幼稚部、小学部、中学部、高等部、専攻科)の教育、進路指導についての話合いをされております。今回は大阪市立聴覚特別支援学校を会場とし、本年度2回目の会議に於いて、企業側の視点に立った雇用の考え方(求める人財、求める支援、働く事とは?等)について講演を行いました。

 松岡取締役は、弊社の障がい者雇用の考え方と実践より、生徒にどのような教育指導、支援をすべきかを発信し、又知ってもらいとの思いで講演をしました。

 参加者は大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、和歌山県より12校から出席され、講演後に参加者の感想をお伺いしたところ
■障がいを持たれた方々が末永く勤めるには、やはり、さまざまな方々の支援が必要です。ことばに代表されるコミニュケーションの問題や人間関係、金銭管理・健康管理、又家族の問題など、職業生活相談員やジョブコンダクターの配置など、さまざまな対応のご苦労の中で障がい者雇用を続けられ、より多くの障がい者の方々が働きがいを持ち続けられる様に学校も協力出来ればいいと思っています。


■講演を聞いて努力しなければと考えた点は「指導者も職場実習を体験する」ことです。生徒たちには職場体験させるという発想はあっても教員自ら自分で働いてみるというのは我々教員にとって欠けていると感じました。又「入学から卒業までの間に 我々の学校は小学部と中学部しか無く、「他の高等部に進学させること」と「進路指導」が同義語になっていましたが、講演を聞いて、小・中学部段階から職業感を育む様なキャリア教育が必要であるとの認識を持ちました。 「高校3年の春からでは遅い」という言葉が身にしみました。

■障がいがあるから出来ないと決め付けるのではなく「出来ない事でも、何とか出来るようにしよう」という理念は、私たちが子供たちを指導していく上で忘れてはならない事であり、肝に銘じていきたいと強く感じました。生徒たちの自立に向け、何が必要であるかのご示唆をたくさん頂き有難うございました。

■学校だけに長く勤務してきた自分たちが、正しい社会人としての見識を持ち、常に社会(学校外の世界)を意識して子供たちを見ていく必要性を感じ、社会人としての教頭であらねばならない。そして、教員には社会人としての教員で有る様に伝えていかねばならないと判りました。

■社会人として立派に働いて自己実現をしていくということのサポートを企業の中で根気よく継続されている事に頭の下がる思いです。今後学校教育の段階において、「働く」という心構えの基礎をつくる意味を、改めて考えた研修でした。

■障がい者の就労に対し、長年の実績に基づいて、話をして頂いた内容は、特別支援教育に携わる教員や保護者、生徒に人生を切り開いていく意欲を持たせる力強い支援を頂くものでした。卒業後の就労について児童生徒や保護者に真剣に考える起動力になる事と思います。是非本校でもご講演を頂いたり、生徒や職員の就労体験もさせていただきたいです。

等、基調講演を聞いて良かったとの声を数多く聞く事が出来ました。

 最後に、松岡取締役からの感想は「今回の様に企業の考え方をもっと多くの支援者や御本人に生の声を発信したい。そうする事で企業を知って貰いたい。その為に発信する機会を多く持ち、多くの方々に企業の思いを伝える事が今後の課題であると感じた」との事でした。

            

  バックナンバー2012 
   
 ホーム > トピックス > 平成23年度近畿地区聾学校教頭会 第2回例会及び研究協議会での講演