アビリンピックへの道〜熱き挑戦〜

弊社、新規事業開発部業務課掃除グループの長戸圭造さんが
2012年7月7日にアビリンピック「ビルクリーニング」部門に出場致しました。
今回は長戸さんへのインタビューした内容を掲載致します。

これは清掃業務を生業とする男の熱き挑戦の物語である。

〜清掃業務との出会い〜
それは今から6年前、自らが通院する精神科の主治医の先生に仕事がないかと
相談したとろこからはじまった。
主治医の先生から、障がい者支援機関で清掃の訓練をしないかと提案がありました。
そして、1年間ほど清掃の訓練生として勉強をした後に、スタッフとなりました。
4年間ほど色々な障がい者(精神や知的など)の訓練生に対し日常清掃の指導を担当しておりました。
そして、弊社において新規に清掃業務を始めるにあたり、トライアル雇用制度を利用し、2ヶ月間弊社にて清掃業務を担当した後に本採用となり、現在に至ります。

             

〜アビリンピックの出場の経緯・そして挑戦へ〜
アビリンピック出場の経緯は、長戸さんの部門長である松岡部長からアビリンピックにおいて
清掃と言う種目もあると教えて頂き、出場を打診されました。
当初は出場すべきか悩みました、しかし自らを高められるチャンスだと考え、
出場を決意に至ったそうです。
しかし、アビリンピック合同練習会に参加した際に、長戸さんはショックを受けたのです。
なぜならば、今までやってきた業務とは作業の流れなどが全然違ったからでした。
・・・これは清掃ではない、アビリンピックという競技なのだ、自分が業務として清掃をやっている意識より、上のレベルだと肌で感じ、アビリンピックの清掃競技はいくら障がい者が出場すると言ってもこれは闘いなんだと・・・。
合同練習会に参加して以降、自らの中でアビリンピックのトレーニングと意識を高め業務を遂行したそうです。自分は会社の看板を背負って出場するのだ、自分がやらなければならないと言う高い意識で気持ちを奮い立たせ大会に望むことにしたそうです。

〜2012年7月7日、アビリンピック本番当日を迎える〜
当日は奥野社長、津田部長、職場の同僚が応援に駆けつけてくれました。
更に気持ちを引き締め本番に望みました。
午前の競技は「フローリング」、午後の競技は「カーペット」での清掃作業です、両方の競技とも普段使用している機材とは違うものを使用しているので細心の注意を払い臨みました。若干のミスもありましたが、自分としては合格点を付けれる内容で競技を終了させることが出来ました。

       

競技が終了し、閉会式においての結果発表で長戸さんは金賞を受賞されました。
長戸さんの今までの努力が結果として現れたことに応援に駆けつけた面々は感動に包まれていました。
長戸さんも表彰状を受け取った後に安堵した表情で「金賞と言う結果は嬉しいです」とハニカンだ笑顔で答えてくれました。

            

最後に質問を投げかけました。

『長戸さんにとって清掃とは?』

「例えばトイレ・洗面所についてはとても気をつけています。その理由はどれだけ綺麗にしても、髪の毛一本でも落ちていれば、お客様から掃除していないと言う評価を得てしまう。だからこそ、私は目に付くゴミはすぐに拾うことを実践しています。
また、現在は寮の清掃業務をしていますので、寮生の邪魔にならないように仕事をします。
清掃という仕事は気配りの仕事です。当初、清掃業務は楽勝だと思っていたが、やってみると地味だけど大変な部分が多い。
しかし、人が気づかない細かい場所まで綺麗にする事で達成感が沸き立ちます。
一日中動きまわる仕事ですし、自分は汗かきなので一日中汗をかきながら仕事をしています。
仕事が終わり汗を拭うと、やりきったと言う、達成感を感じます。
しかし、清掃は綺麗にしても、次から次に汚れていきます。
でも自分は何度でも綺麗にします。それが自分の業務であると誇りを持っていますから。
自分自身は不器用だと思っていますが、清掃は体全体を動かす仕事ですから自分には合っていると
思っています。自分は清掃を生業として6年間ほど経験を積んできましたが、この仕事はまだまだ学ぶことが多いです。
清掃は簡単な事が多いように思えますが、やらないといけない事がとても多いです。清掃業務の道に終わりなどはないのです。」

最後に長戸さんはいつものハニカンだ笑顔でこう言葉を締めくくりました、
「自分にとって清掃とは仕事であるのは勿論ですが、自分の人生の一部であるのです。」
今後も彼の成長と言う名の挑戦は終わることはないと確信しました。         

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