キャリア教育支援活動 出前授業(水戸・霞ヶ浦編)

今年5月より始めた全国の聴覚支援学校に出向く出前授業※は、10月末時点で訪問数が12校に達しました。今回は茨城県立水戸聾学校、茨城県立霞ヶ浦聾学校での出前授業の様子をご紹介致します。

                 

出前授業では授業後に質疑応答の時間を設け講師がお答えしております。
生徒から頂戴する質問からは、将来社会に出る時の不安、期待等を感じることが出来る質問が多くありました。その一部をご紹介させて頂きます。

〜生徒からの質問〜
【質問】コミュニケーション力はどのように養うのでしょうか?
【回答】国語力が必要です。本・新聞等を読んだりしながら、知識を高める事が大切です。学校を卒業しても勉強は終わりではありません。卒業してからもずっと勉強は必要です。

【質問】勤務中に健聴者とどのようにコミュニケーションを取っていますか?
【回答】手話も使いますが、手話がわからない方は、最初に口話でコミュニケーションを取ります、うまくいかない場合には筆談でコミュニケーションを取ります。積極的にコミュニケーションを取ればうまくこなせると思います。

【質問】どうして特選には聴覚障害者の職員が多いのですか?
【回答】聴覚障害者にとって働きやすい職場環境だから多くの職員が在籍していると思います。

〜生徒からの感想〜
シャープの仕事について教えて頂き、働くとは大変なんだなと思いました。講師の方のように将来、私も一生懸命働きたいと思いました。
シャープでの仕事の様子を見て自分が想像していたよりも、色々な仕事をしている事がわかりました。講演で学んだ内容は自分達に取ってよい勉強になりました。カリキュラムの『会社が求める人材』などから、コミュニケーションが一番大切だとわかりました。自分達はわからないことが多く、自分達の課題など色々教えて頂き、身につけて行きたいと思います。今日は本当にありがとうございました。

                   

〜先生からの感想〜
コミュニケーションの大切さや、いきいき働いている職場など、目で感じるものが多くいい内容でした。
動画などで会社の一日の様子がわかるなどいい内容だと感じました。
体験実習で力を発揮している生徒達を見て驚きました。

訪問する学校により、生徒さんの手話の理解度、参加下さるお人数等様々です。そのような中で、生徒さん、先生方に授業内容をご理解頂ける環境を作る為、事前に先生方と連携をとらせて頂き、情報交換を重ね、ご協力頂きながら出前授業当日を迎えています。
講師も参加される生徒さんに分かりやすく授業を行うよう工夫を重ねています。

今回、担当した講師に授業を振り返ってもらいました。
「グループワークは縦割りでなく学年混合でした、また重複障がいの生徒も数人おり、各グループに1人入って貰い、みんなで協力しながら作業している光景が素晴らしかったです。保護者の方々も生徒達の近くまで、実習の様子を見ることが出来たので、お子さんの成長ぶりを感じていられたのはないでしょうか。」
「授業態度がよく、質問の際に積極的に手を挙げていました。同じ生徒から2〜3回質問を受けたり、休憩中でも活発に意見や感想を話してくれました。『シャープで働きたい』、『この仕事は僕でも出来ますか?』等、生き生きと質問をしてくれましたので、将来への期待が大きく見受けられました。」

                                                  

キャリア教育支援活動は、「職場見学(来社型)コース」「職場体験実習(来社型コース)」と「出前授業(訪問型)コース」の合計3コースあり、唯一の訪問型である出前授業の要請が全国各地から寄せられています。今後も全国を講師が駆け巡り、出前授業を行なって参ります。
シャープ特選工業(株)は、今後も継続して障がい者のキャリア教育支援を積極的に行動して参ります。
※シャープ株式会社の社会貢献活動の一環として、CSR推進本部と協力しシャープ特選工業の聴覚障がいを持つ社員が、全国の聴覚支援学校に出向き出前授業を行う取り組み

キャリア教育出前授業関連ページ(弊社HP掲載記事)
・社会貢献活動 出前授業
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