キャリア教育支援活動 出前授業(愛媛・静岡・埼玉・川崎・福岡・三重・兵庫・神奈川編)

今年度で4年目を迎えましたキャリア教育支援活動の出前授業ですが、今年度は合計29校(内、知的障がいの支援学校9校)からお問い合わせをいただき、授業を行いました。
2014年10月〜2015年3月に行いました授業の様子をご紹介いたします。

・10月17日 秋田県立聾学校
・10月31日 愛媛県立松山聾学校
・11月14日 静岡県立沼津聴覚特別支援学校
・11月27日 埼玉県立特別支援学校 大宮ろう学園
・12月19日 川崎市立聾学校
・12月11日 福岡県立久留米聴覚特別支援学校
・12月18日 三重県立聾学校 中学部
・12月18日 三重県立聾学校 高等部
・2月10日 兵庫県立神戸聴覚特別支援学校
・3月14日 神奈川県立平塚ろう学校


授業前の様子です。
授業を聞いてくれる生徒さんたちは「今日はどんな話を聞くんだろう?」、「仕事の話は難しそうだな」など、色々な気持ちを持っていると思います。
授業をする私たちも「うまく伝えられるかな」、「緊張するな」など、様々な想いを抱いて授業をしています。
お互い少しでも緊張がほぐれるよう、授業前にその日の天気やご当地の話題などで、先ずは場を和ませてから授業を始めています。




授業では伝えるだけではなく、問い掛けを交えたり、グループで仲間と一緒に考え作業するなど双方向の授業となるよう努めています。



グループワークで行う梱包作業の前に、チーム同士で作戦タイムをとっています。
作戦タイムで話し合う内容はものづくりをする際とても大切な、どうすれば「きれいに、間違いなく、早く作れるか」です。



そして5分間の作戦タイムが終わると、いざ作業開始です。一斉にスタートし、学年によってはいくつできるかを競ってもらいます。
また、ルール通り作業が出来ているか、不良品は無いかを見る検品を行うこともあります。
毎年出前授業を受けて頂いている学校様には、作業が少し異なったグループワークを挑戦してもらいました。

                           

(作業の様子)                (弊社社員による検品の様子)



作業終了後、各自、グループで行った作業の工夫(作戦タイムで話し合った内容)を用紙に書いてもらい、たくさん作られたチームの代表者に工夫を発表してもらいます。

                           


皆さんどのような工夫をされたのか、一部をご紹介いたします。
・おおよその目安でラベル(シール)を貼ってやりましたが、正確に行うためには(渡された)方眼用紙を活用するなどの工夫をすれば良かったと思いました。
・作業をしやすいように席を移動しました。
・担当と作業の順番を決めて行いました。
・早くするために、それぞれのやりやすい(得意な)作業をしました。
・受け取ったらすぐに担当の作業をし、終わったらすぐに次の人に渡すようにしました。


休み時間には実際に弊社で使っている機器などを見てもらい、仕事で工夫する大切さを感じてもらいます。
実際に体験した作業ということもあってか、皆さん興味津々に観てくださいました。

                           


休憩後は「学生と社会人の違い(社会的責任)」や「働くということ(夢や目標)」という大きな難問をお話しするのですが、同じ障がいのある社会人の先輩として、実際に体験した困難やそれを乗り越えた過程などをお伝えし、少しでも生徒さんの未来のヒントとなってくれることを願っています。

                           


以下、授業を受けていただいた生徒さんの感想です。
【中学部】
・コミュニケーションがとても大切だということをもう1度考えて、それを頭に入れようと思いました。
・将来「こういう力が必要だよ」と学べて、将来のために勉強になった。
・自分は何のために働くかを考えてなかったので、いいきっかけになったと思います。
・ぼくは野球の事だけを考えていたので、仕事の事も少しずつ考えていきたいです。

【高等部】
・体験しないと分からないこともあると思った。みんなと一緒にすることがとてもよかった。
・グループで梱包作業してみて、どんな役割するか、早く作業できるかいろいろ工夫して良いコミュニケーションを取れて、チームワークの大切さを知りました。
・実際に作業を体験してみて、慣れてないからか私は作業をするのが遅かったです。慣れるには繰り返して作業することと、チームでの協調性が大事だと思いました。

【先生】
・メリハリのある講座で、生徒たちから「今までで一番わかりやすかった」「楽しかった」という声を聞きました。1年生も2年生も、実物(テープカッターやラベルの機会)積極的に見に行ったり、友だちの発表を真剣に見たり、仕事というものを身近に感じていたように思います。
・会社で必要とされている力が必ずしも教科でフォローできるものでないと感じました。生徒の課題が見えたことで、振り返りを有意義にすることができ、本当に良いきっかけでした。
・同じ障がいのある先輩・直接社会経験をもとに教えて頂ける機会をあたえて頂きありがとうございました。生徒達自身が社会に出る為に必要な事
(今の自分にたりない事)見つけ課題設定する事が出来たと思います。


2012年度から始まった出前授業は3年間で聴覚支援学校延べ74校、1529名の生徒さんに受講頂きました。また、2014年度からは知的障がいのある生徒さん対象に大阪府内で出前授業を始めており、支援学校延べ9校、194名の生徒さんに受講頂いております。この3年間、生徒さん、先生方から頂いた意見を参考に、より分かりやすい、学校でのキャリア教育の一環として活用頂ける内容を目指して取組んできました。次年度も活動の継続を予定しており、詳細決まり次第当社HPにてご案内予定です。


 キャリア教育支援活動は、「職場見学(来社型)コース」「職場体験実習(来社型コース)」と
「出前授業(訪問型)コース」の合計3コースあり、唯一の訪問型である出前授業の要請が全国各地から寄せられました。
2年目となる2013年度の当活動は、2012年度同様延27校にて実施致しました。

シャープ特選工業(株)は、今後も継続して障がい者のキャリア教育支援を積極的に推進して参ります。


キャリア教育出前授業の詳しいご案内
http://www.tokusen.sharp.co.jp/new/social_action_program/info_demaejyugyou/demaejyugyou.html

 トピックス  2014年
                                                                                                                                      
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