キャリア教育支援活動 出前授業(松山編)

2012年度から実施しています全国の聴覚支援学校を対象とした出前授業は、今年度で4年目を迎えました。
毎年お申し込みを頂く学校様からは常々「違った視点のキャリア教育の授業は出来ないか」「切り口を変えて行うことはできないか」とのお声を頂戴しておりました。
そこで今回は学校様のアドバイスを頂戴しながら、テーマを従来の『働くということ』から『働き続けるということ』に発展させてお話しさせて頂きました。

・座学の様子です。

                        

従来は、聴覚障がいのある社員一人が講義を担当しておりました。今回は、聴覚障がいのある社員と、共に働く立場からも話をするため、二人の社員が「働き続けるとは?」、「働き続けるために今からできること」、「成長し、働き続けるための取り組み」について役割を分担しながらお話しさせていただきました。

・グループワークの様子です。
                        

授業の合間ではグループワークを挟み、座学で出た単語をキーワードに「社会人の困りごとや不安は何でしょうか?」や「健康とは何か?」について、議論してもらいました。グループ内で司会・書記・発表者の役割を決め、進行しました。どのグループも積極的な発言があり、しっかりとご自身の意見を発表していました。また、同じ聴覚障がいを持つ生徒さんでも、聴覚優位の方、手話を主な手段とされる方、様々でした。このように得手とするコミュニケーション方法が異なる人同士が話をする、というのは職場でも同じことであり、学生生活で培ったコミュニケーション能力が会社でも発揮できることが再確認できました。

今回の授業を受けて頂いた感想の一部を紹介します。

〜生徒の感想〜
・学生の間に自分を磨くために今できることをやっておきたいです。(中学1年生)
・人は色々な人がいるので、その人がどんな人かを理解して人間関係を作っていきたいです。(高校1年生)
・就職するまでに必要なことをたくさん教えてもらえたので、それを頭に入れて学校生活を送りたいです。(高校2年生)
・心のバランスを整える夢・仲間・仕事の3つはどれかでも欠けるといけないので、今の現状でも、なにかつくり、仕事でも生かしていきたいです。僕は人間関係を築くのも苦手なので、いろんな人と話しをするようにして、相手との人間関係を考えて行動していきたいです。
・人間関係や働き続けるためのポイントなどを、スライドで分かりやすく説明して頂いて、本当に有難うございました。今日のことを覚えて、担当の先生の授業を受けたいです。

〜先生の感想〜
・グループワークを通して生徒に考えさせたり、話し合わせたりと、生徒が活躍する場面が多く、課題意識を持たせるのにとても効果的でした。
・働くことはできても、働き続けることは難しい。でも働かなければならないことの大切さ、働き続けるための方法について、とても役立ちました。
・相談、相互理解の大切さについて日々感じています。分かってもらうだけではなく、分かろうとする・歩み寄ることの大切さが分かりました。
・働くこと(就職)が一つのゴールだと思っている生徒が多い中で、続けて働くことの難しさというのは新たな視点だったと思います。
・先生からいつも言われていることでも、先輩から言われると心に響くことがある。改めて何のために礼儀や会話の学習をしているのか考えられた。

今回の取組みは、学校さまのご要望及びご協力があり実現しました。それにより、「働き続ける」という課題を教育機関のみなさん、そして企業が共通して大切な課題として認識していることがわかりました。今後も出前授業のテーマとして取り組んで参りたいと思います。

 キャリア教育支援活動は、「職場見学(来社型)コース」「職場体験実習(来社型コース)」と
「出前授業(訪問型)コース」の合計3コースあり、唯一の訪問型である出前授業の要請が全国各地から寄せられました。

シャープ特選工業(株)は、今後も継続して障がい者のキャリア教育支援を積極的に推進して参ります。


キャリア教育出前授業の詳しいご案内
http://www.tokusen.sharp.co.jp/new/social_action_program/info_demaejyugyou/demaejyugyou.html

 トピックス  2014年
                                                                                                                                      
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