宮本さんに、出前授業の思い出を聞きました。
そもそも…
「出前授業」ってなに???
社会貢献活動の一環として、ろう者(聴覚障がい者)や障がいのある社員が全国各地の
支援学校に出向き、「働くということ」をテーマに授業を行っています。

社会貢献活動の詳細は下記のサイトから見てね!
http://www.tokusen.sharp.co.jp/csr/csr.html
講演している宮本さんの様子だよ!
現在、ろう者の講師は宮本さんと私を含め、3人となっています。
宮本さんは、出前授業活動を開始した2012年当時からのメンバーであり
約9年間、全国各地の聴覚支援学校へ出向いて講演活動をされていました。
高橋:出前授業の思い出を聞かせてください。
宮本:出前授業は、私が会社で働いていた中での一番の思い出です。
聴覚支援学校へ出向くたびに、生徒さんたちが真剣な眼差しで聞いていただいたことが
嬉しくて、もっと話したいという気持ちになったくらいです。
先生方や、生徒さんたちとも、授業以外で色々な話をしたことはたくさんの思い出です。
なんの話したんだったけ?と思い出せないくらい、たくさんありました。(笑)
高橋:9年間色々な所へ行っていただいたので、たくさんの思い出があったのでしょうね。
振り返ってみて出前授業を経験して自分のスキルが上がったなと思うことが
あれば教えてください
宮本:全国各地で地方の手話がありますので、いつも使っている手話が生徒さんたちに
伝わらない時があります。そのような時は、どのようにしたら、わかりやすく
伝えられるのかを工夫しました。そのように伝える方法を工夫しながら話すことで
自分の成長を感じました。
高橋:確かに、地方での手話で違いがありますよね。
例えば、「名前」の手話で関東と関西で違いますね。
口話、手話、筆談など、様々なコミュニケーション方法がありますが、
一番大切なことは相手にわかりやすく伝えることですね!
それでは、出前授業のメンバーへメッセージをお願いします。
宮本:今は、ろう者の講師が2名しかいませんが、
新型コロナが落ちついて訪問授業に切り替わった時は、
たくさんの経験話を生徒さんたちに話してあげてくださいね。
応援していますので頑張ってください。

現在、オンライン出前授業を開催しているよ!!
宮本さんが相手にわかりやすく伝えようと必死にコミュニケーションをとる姿勢は
私たちも学ばなきゃならないですね。
現在は、宮本さんが抜けて講師が2名になってしまい寂しいです。(´;ω;`)ウゥゥ
私も宮本さんと切磋琢磨しながら、お互いに出前授業を頑張ったことは良き思い出です。
「積極的なコミュニケーション」という宮本さんイズムを受け継ぎ…
私も頑張らなきゃ!
最後に出前授業のメンバーで宮本さんを囲み、集合写真を撮らせていただきました。

手話で「出前」を表現しているよ!
昔に、蕎麦を出前している様子を表しています